高齢になって最近経験するようになったこと「あさき夢」について。
最近、朝３時頃には目が覚めてしまい、目が覚めている意識は維持しているのですが、時々起きている意識があるのに浅い夢を見ていることがあります。夢の浅さの認識はあります。これがまさに「浅き夢」だなと思います。

これは、いろは歌の「あさきゆめみし」かなと思ったところ：
（１）いろは歌、正しくは「あさき夢みじ」で、「じ」は打消しの助詞で、「浅はかな夢を見ることはしないようにしよう」という説が有力のようです。
（２）「浅き夢見し」で、「（今まで私の人生は）浅はかな（はかない？）夢を見ていた」というような意味になるという説もあるそうです。
（３）私は子供の頃から「浅き夢見し」だと思っていて、その意味は「人生は、はかない夢のようなものだ」という意味だと思っていました。

ついでに、最後の「ゑひもせす」の意味は、何かなと思いつつ調べたことが無かったのですが、「酔ひもせず」だそうです。「酔いしれることもなく」という意味らしい。