「人間科学」の授業で、「人は損を嫌うため、合理的な判断できず、損をしていることが多い」という理論を紹介しました。

そこで、次の質問に答えてもらいました。

質問:50%の確率で100万円が当たるクジが有るとします。あなたは、このクジをいくらなら買いますか?

回答結果は次の通りです:
千円:1名
3千円:1名
5千円:1名
1万円:4名
2万円:1名
5万円:3名
10万円:5名
25万円:2名
30万円:1名
40万円:4名
50万円:1名

理論上は、50万円未満で買えば得をするのですが、千円という人もいて、面白い結果です。私の知り合いでも「当たるはずがないから200円以上だったら買わない」、という人がいますので、上の結果はそうおかしなものでもなさそうです。

そうですね、私だったら2,3万円ってところですかね。

この結果には、「人は高い確率(35%以上)を実際の確率より低く(起こらない方に)見積もっている」という理論も関係しています。