NHKに「チョイス病気になった時」という番組があります。私の周辺に８０代で前立腺がんになった人が2人います。その人達のチョイスを聞きました。

予備知識：７０代後半になると手術は出来ないそうです。

Aさん（８０歳の時前立腺ガンがみつかる）：近くの病院で前立腺ガンがみつかったがそこでは放射線治療ができないため、放射線治療の可能な病院を紹介され、そこで陽子線治療を受けた。
陽子線治療に入る前、ホルモン療法を受けた。
陽子線治療は無事終わったが、約１年後にオシッコが出にくくなり、現在は（自分で）導尿カテーテルを挿入しオシッコをしている。
（ホルモン療法は、副作用が大きかった）

Bさん（８３歳）：
昨年前立腺がんが見つかり（ステージ３）、半年後に治療に入る時点で選択が迫られ、本人の希望で放射線治療を受けず、ホルモン療法だけでいくことを選択。今は月一でホルモン注射を受け、様子を見ている。前立腺ガンは転移が少ないということで、これを選択。（ホルモン療法の副作用は全く感じない）

８０代になると、手術ができなくなるという話もあるが、寿命の予測がチョイスに関係してくるんだと気づかされる。改めて、人生の最終フェーズなんだなと思う。