男女の脳の違いは「左右の脳をつなぐ脳梁の太さだ」ということは、よく知られています。この本は脳梁の差に由来する思考の違いを、男女互いに理解しあうための「取扱い説明書」の形で整理してあるので、面白いです。

今日は、同書から男女のコミュニケーションの違いを紹介しておきます。
男性脳は問題解決のために会話するのに、女性脳は共感するために会話するんだそうです。
女性脳は、左右の脳の連携がいいため、脳裏に浮かんだイメージを過去の経験に照らして素早く意味づけし、言葉に変えると共に、感覚と結びつけて記憶し、それを一度に高速に生々しい感覚記憶を伴って引き出す能力があるんだそうです。

よく電車の中などで、おばちゃん達が皆「わかるわかる」なんて言いながらバラバラに勝手なことを言って結論に達するわけでもなく適当に発散して会話が終わったように見えるのは、あれはあれで共感しあって会話は完結し、無駄話ではなく、皆が情報を獲得しているんだそうです。

よく「女房の話の前置きが長くて耐えられず、結論を先に言ってくれ」ってなることがよくありますが、女性は情の動きを頼りに前置き「プロセス」の中から話を作っていくので、前置きが大事らしいんです。

昔のことを何度も言いだしてくるのも、感情とともに過去の記憶が高速に生々しく蘇っちゃうんでしようがないらしいです。昔のことは水に流して欲しいですね。

脳裏に浮かんだイメージを素早く意味づけする能力は、時として「思い込みが激しい」結果になったりするそうです。女房の思い込みの強さには本当にマイっています。

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今日は、雨で寒い。
日曜のテニスで何だか左足首が痛むようになり、月曜はテニスを休みましたが、今日はショートテニスなので無理しなければ大丈夫だろうと足首サポーターを買って参加してきました。とりあえず大丈夫みたい。
来週の月曜のプログラミングの試験問題を作る。